近所にある小さくて穏やかな内科医院

私は日ごろから、病院には割と縁の多い生活をしています。これまでに、家の近くにあるような小さな個人病院から、市の中心にある総合病院まで、色々な規模の病院にかかりました。最近は総合病院に行くことが増えたため、あまりかかる機会がなくなったのですが、近所の内科にはよい思い出があります。
駐車場が三台分くらいしかないような小さな個人病院です。入院病床はありません。内科医院だったのですが、あらゆる患者さんを診ていました。一軒家の込み合って立つ、いわゆるニュータウンがオールドタウン化したような地域にあって、お年寄りがよく出入りしています。近所のかかりつけ医、といった感じです。重症の患者さんは他院に紹介されていくのか、いつも比較的のんびりした雰囲気で、落ち着きました。
医師は中年の院長先生だけで、受付の女性は名札と院長先生とのやり取りから見て、先生の奥様であるようでした。看護師さんが二、三人いて、みな一様に穏やかです。私が最後にその医院へ行ったのは去年の秋で、インフルエンザの予防接種を受けるためでした。